MJ誌や管球王国を読んだり、Webサイトの閲覧を楽しみながらオーディオの情報を得ています。 それらの情報の中 で関心を持ったものを自分のシステムに適用し、明らかに音質が向上したと思う項目をまとめました。 1.アッテネーター&切り替えボックスの導入メインアンプに入力ボリュームがある場合、MAX位置が一番音が良いですが、YS1はゲインが高くTU-8500プリアンプのボリューム位置を10時程度で 使うと音量が上がりすぎます。そこで、プリアンプとメインアンプの間にアッテネータを入れてメインアンプのゲイン差を調整する事にしました。 事のついでに入力切り替えSWを入れたアッテネーター&切り替えボックスを作る事にしました。 - 使用部品 - ATT: セイデン P型アッテネータ APAT32100M(100KΩ)22接点 AMRSカーボン抵抗使用 これはL-Pad型アッテネータで、どの位置でも2本の抵抗しか使わないため音の鮮度が保てる構成です。 ROT SW: アルプス SRRM 6回路2接点ショーティングタイプ(2回路のみ使用) アルミケース: リード P-102 2.RCAケーブルの交換アッテネーター&切り替えボックスを使用するため、新たにRCAケーブルが必要になります。 1本何万円もするケーブルには疑問を感じていましたので、 常識的な価格で評判の良い物をと物色した結果、プロオーディオ御用達のBELDEN 8412を使うことにしました。 更にコストを押さえるため、切り売りのケーブルとRCAピンを購入して1mのケーブルを5ペア、今まで使っていたケーブルの交換分を含めて製作しました。 RCAピンはノイトリック(REAN)のNY5373-2(赤)とNY5373-9(白)です。 製作に当たって難儀したのはRCAピンにケーブルが入らないことです、仕様を確認して大丈夫と思ったのですが。 そこで、ピン内 部のプラ製スリーブを外し、ハウジング後部の穴をリーマで広げることにしました。 組み立てはwww.rean-connectors.comのHPからダウンロードしたASSEMBLY INSTRUCTIONに従いました。 ケーブルとピンプラグの接続は何種類か方法があります、私の場合は白の心線をピンプラグのホットに、黒の心線とシールドを両端ともコールドに半田付けしました。 3.SPケーブルの交換SPケーブルをBELDEN 8471に取り替えました。 4.試聴・音の変化アッテネーター&切り替えボックスをアンプ台に乗せ、新規製作したRCAケーブルを接続して試聴しました。 ケーブルの方向はBELDENのBが信号源にということなので、 そのように接続しています。 音の印象ですが、先ずダイナミックレンジの拡がりを感じました。 低域の厚みが増し楽器の分離が良くなり躍動感が出て、昔生録会で聴 いたライン取りの音を思い出しました。 従来歪みっぽいと感じていたCDがそうでもなく、手持ちのCDを全部聞き直すと評価が変わってくるのではないかと思います。 |