Video ビデオ撮影後の処理システム(旧版)

Sony HDR-CX700Vビデオカメラ導入に伴う、AVCHDに対応した処理システムをご紹介します(自分用の忘備録でもあります)。

2011年3月にビデオ編集ソフトの「EDIUS Neo3」を導入しました。 今まで複数のソフトを使っていたのが、これで一本化することが出来ました。 ただしキャプチャについて、テープ式のHDR-HC1以外はカメラ付属のソフトを、FLV(フラッシュビデオ)ファイルへの変換はTMPGEnc Movie Plug-inを インストールしたFLV4 TMPGEnc 4.0 EXPRESS を使っています。「EDIUS Neo3」から直接変換するには、Adobe Flash SC3 Professionalのインストールが 必要となります。

対象とするビデオカメラの仕様 (常用設定時)

カメラの名称

画素数

フレームレート

ビットレート

コーデック/拡張子

記録方式

HDR-HC1

1,440×1,080

59.94i

25Mbps

MPEG-2 TS / m2t

HDV

HDR-CX700V

1,920×1,080

59.94i

17Mbps(FH)

MPEG-4 AVC/H.264 / m2ts

AVCHD

DMC-GF1

1,280×720

60p

17Mbps(SH)

MPEG-4 AVC/H.264 / m2ts

AVCHD Lite

DMC-GH1

1,280×720 / 1,920×1,080

60p/60i

17Mbps(SH/FHD)

MPEG-4 AVC/H.264 / m2ts

AVCHD


次にビデオ処理フロー図をご覧ください。

従来、AVCHDファイルはVEGASでHDVにエンコードして、Adbe Premiere Pro2.0で編集し、

DVgate plusで HC1カメラのテープに書き込むとともに

Windows Media Encoderでwmvファイルを作成していました。

今回の「EDIUS Neo3」導入により、HDVとAVCHDの作業を一本化することが出来ました。

また、AVCHDの場合もCX700Vでは編集済みのファイルをカメラに書き戻すことが可能です。

レンダリング+書き出し時間

・HDV: ランタイムの約2倍

・wmv: ランタイムの約12倍

・flv化:ランタイムの約6倍

「EDIUS Neo3」は直接BDやDVDに書き出すことが可能ですが

今のところカメラ経由でBDレコーダに取り込み、TVで鑑賞するとと もに、必要に応じてBDにダビングする方法を取っています。

このHP用に .flv (フラッシュビデオ)へエンコードする際の設定

画像: 690×388 pix、 59.94fps、 1,000Kbps

プレーヤ: 690×408 pix

次にビデオカメラからのキャプチャ、映像クリップの取り込み、編集、書き出しまでを説明します。 但し私も使い始めですから、最小限の機能のみ、 操作法も複数あるものの一つです。 また、一応検証しましたが説明に抜けがあるかも知れません、ご承知おきください。

1.キャプチャ

HDV(Sony HC-1)

・カメラをIEEE1394ケーブルでPCへ接続*し、電源を入れ「テープを見る」にしておく。

・EDIUS Neo3のキャプチャ→入力デバイスの選択→プリセット(HC1/TRV900)**→OKをクリックする。

・オープンエンドキャプチャの場合、左上のモニタ下のキャプチャアイコンをクリックするとキャプチャが始まる。    終わりになったら停止をクリックする。

・キャプチャ範囲指定は他にIN/OUTキャプチャ等、5種類ある。

*AV/C Tape Device or Microsoft AV/C Tape Submit Device としてWindowsに自動認識される。

**プリセットの方法(初めて使う時): ・設定→システム設定→ハードウエア→デバイスプリセット→新規プリセット→ HDVはHDV/AVCHD 1440×1080 59.94iをクリック。 HDCAMアイコン、HC1を入れる。 DVはDV 720×480 59.94iをクリック。 DVアイコン、TRV900を入れる。

AVCHD(Sony CX700V)

・カメラをUSBケーブルでPCへ接続*し、電源を入れ「再生」にしておく。

・カメラ付属のPMB(Picture Motion Brouser)を起動する。

・左上のファイル→画像取り込みをクリック、 画像の取り込み→モデル名HDR-CX700V→次へをクリック。

・PMB画像取り込みウインドウで取込先とフォルダ名を指定し、次のウインドウで画像を選択し取り込み開始ボタンを    クリックする。

AVCHD(Panasonic Lumix GF1/GH1)

・SDカードをPCに装着すると、自動的にカメラ付属のPHOTO FUN STUDIOが起動し、SDカードのIndex作成を始め    る。

・Index作成が終わった段階で、取り込み→画像を選択し、取込先ホルダを指定→OKを押す。


2.プロジェクト(ビン)への映像クリップ取り込み

・ビンウインドのフォルダビュー部分で右クリック→フォルダを開く

・フォルダを選択してOKをクリックすると、そのフォルダの全クリップがビンに取り込まれる。

<個別クリップを取り込むには>

・ファイル→クリップの追加→ファイルの場所を指定

・目的のファイルをクリックすると左上のモニタに表示されるので、右のビンへドラッグ&ドロップする。


3.編集(よく使う機能のみ)

1) クリップをタイムラインへ配置する

  ・クリップを選択してビンウインド操作ボタンのタイムライン配置アイコン [↓] をクリックする。

2) タイムライン上のクリップ全体を移動する

  ・Shift+Altを押しながら、移動すべき全体の左端クリップを掴んで移動する。

3) クリップのカット

  ・目的のクリップをクリックしてからカーソルをカットする位置に置き、タイムラインの上のカットポイント追加ア       イコンをクリックし、カットしたい部分を右クリックし、リップル削除をクリックする。

4) フェードイン/ フェードアウト

  ・対象クリップのあるトラックを選択する、これはタイムライン左の欄をクリックすれば良い(黒からグレーに変わ       る)。

  ・カーソルをフェードインの終了位置またはフェードアウトの開始位置に置き、ビンウインドのフェードイン/ アウト       ボタンをクリックする。

5) デゾルブ(オーバーラップ)

  ・右上のエフェクトウインドのトランジションを選んでおく。 カーソルをクリップ間に置き、タイムラインの上の       既定のトランジションの適用アイコンクリックする。

6) ストップモーション

  ・対象クリップで右クリック→時間エフェクト→フリーズフレーム→設定(フリーズフレーム有効、固定位置を       指定)→OKをクリックする。

7) 音量調節

  ・タイムライン左欄のVA、Aの三角マークをクリックしレベルラインを表示する、同じくVOLをクリックする。       レベルライン左右の小丸を上げ下げすると音のフェードイン/ アウトが出来る。 Shiftを押しながらでは       全体レベルが変えられる。

8) 音のクロスフェード

  ・エフェクトパレット→オーディオクロスフェードをクリップの継ぎ目にドラッグ&ドロップする。


4.書き出し

HDV(Sony HC-1)

編集済みのHDVファイルをDVテープに書き戻す(ツールにはHDV用のMPEG TSしか無いので、DVの書き出しはできない)

・カメラを接続し「テープを見る」にしておく。

・ファイル→エクスポート→ファイルへ出力

・エクスポーターウインドウで出力形式を選択する、右欄のHDV HD2 1,80 599i(25Mbps, 1,440×1,080, 16:9,       59.94i, 16bit 2ch)を指定→出力をクリックする。

・保存場所とファイル名を指定して保存をクリックする。ファイルの種類はMPEG2 Transport stream(*.m2t)

・左上のメニューで、ツール→MPEG TS WRITER をクリックする。

・MPEG TS WRITER ウインドウの右上の「+」をクリックする。

・レンダリングしたファイルが示されるので、クリックすると下のファイル名に入る。デバイスはMicrosoft AV/C Tape    Subnit Device

・左端のデバイスに記録するアイコンをクリックすると、カメラ(テープ)への書き込みが始まる、書き込みが終われば    自動終了し、「正常に完了」とのメッセージが出る。

 ランタイム1分57秒の場合、レンダリング+書き出しに3分20秒かかった。

AVCHD(Sony CX700V)、 <Lumix GF1/GH1は書き戻せない>

編集済みのAVSHDファイルをSDカードに書き戻す(USB接続でカメラに書き戻せるが、内蔵メモリには書き戻せない)

・ファイル→エクスポート→ファイルへ出力

・エクスポーターウインドウで、左欄はAVCHD、右欄はAVCHD WRITERを指定→出力をクリックする。

・AVCHD WRITER ウインドウ: 出力先ホルダはSDカードのルートを指定する(RM91S1では"H")、フォーマット    SDカード、プロファイル: High、ビットレートタイプ: CBR、平均ビットレート: 16,000,000、画像:標    準、オーディオ: Dolby Digital(AC3)、ビットレート: 384bps、

   ランタイム1分57秒の場合、レンダリング+書き出しに6分31秒かかった。 ファイルの大きさは251.5MBだっ    た。

・書き戻したSDカードをカメラに装着すると、管理情報の更新が行われる。